イン・ラケッチ ～いのちの全体性～
- 丹色
- 2023年6月4日
- 読了時間: 4分
更新日：2023年6月11日
今日もご訪問ありがとうございます。
女神のタントリックヒーラー
丹色（にいろ）です。
６月に入り、
今年も紫陽花と梅雨の季節が
やってきました。
水の気配が空間全体に満ちている
この季節が、わたしは好きです。
なぜなら
物質と気体の間の存在である
❝水❞ によって
世界と自他の境界線が緩み、溶け、
繋がってゆく感じがするから。
６年前にも同じことを呟いていた模様＾＾
「イン・ラケッチ」
ということばをご存じでしょうか？
かつて高度に精神的進化を遂げ
次元上昇して
この世から忽然と姿を消したという
古代マヤ人たちのことばです。
❝
あなたはわたし
わたしはあなた
❞
人に対しても、
動植物や、鉱物に対しても
このような意味で向けられた
挨拶のようなものだそうです。
初めて耳にしたのは
もう１０年以上も前になるけれど
とても懐かしくて大好きな世界観だ、
と感じたのを覚えています。
分断や、境界線のない世界で
みんなが繋がっていて
みんながわたしで
全体でまるっと一つな感覚。
この感覚が
女神のタントリックヒーリングでも
とても重要な要素なのではないかと
最近改めて思うようになりました。
セック スもそうですが
男女の性的エネルギーの交感とは
正反対の極性が交わり、
溶けて、ひとつになること が
真の姿だから。
個の喪失、
そして一体感。
❝自分❞ というものが消え
❝全体❞ とひとつになる安心感。
それは無上の悦びであり
この世の天国ともいえる感覚です。
呼吸やふれあいを通じて
相手からのエネルギーを
受けとり
自分からもエネルギーを
与え
相手と自分を
丁寧に感じながら交感してゆくと
いつしか
どちらが息を吸って
どちらが吐いているのか・・
二人で一つの生き物として
呼吸をしている
そんな感覚になってゆきます。
先日お越しくださった女神は
以前から親しくさせていただいており
サービス業を営まれていますが
再会の瞬間には
少し緊張されていたようでした。
（まぁそうだよね～🤣）
けれども様々なお話を
ゆっくりと伺っているうちに
だんだんといつもの輝きを
取り戻してゆかれて・・・
セッションに移り
手当てをはじめると
感性がとても豊かな彼女は
五感のなかでも聴覚が鋭いらしく
「耳に届く音が変わった！」と
ヒーリングによる周波数の変化を
即座にキャッチされたようでした。
タントリックヒーリングでは
シータ波の周波数になると
言われています。
その後、子どもの頃に体験した
❝金縛り❞ に似た感覚が訪れた、と。
幼少期の彼女にとって
❝金縛り❞ という体験は
とても大きな恐怖だったそうです。
またそれだけでなく
❝死❞ というものも、とても怖かった。
というのも
彼女には過去世の記憶があり
なにか戦争のような場面で
目の前で親や家族の死に直面し
その場面が
今でもときおり蘇るから、と。
女神のタントリックヒーリングで
彼女が取り戻したのは
生だけでなく
死をも受け入れた
いのちの全体性
であったのかもしれません。
過去のトラウマや
社会のドグマによって
埋め込まれた ❝恐怖❞ 。
その恐怖から
無意識にも否定していたものたち。
生だけでなく
死も ⭕（マル）
優しさや喜びだけでなく
怒りや悲しみも ⭕（マル）
そうやって
無意識の ❌ を受け入れ
⭕にしていくことで
それらの奥に存在していた
ひとつの大きな
いのちの営み
その豊かさが姿を現すのです。
ヒーリング後の
深い瞑想状態では
まるで「死」を彷彿とするほどに
微塵も動かず静止していました。
オーガズ ムということばには
❝小さな死❞ という意味もある
といいますが
まさしく小さな死と再生、
生まれ直しを
体験されたのかもしれませんね。
あなたとわたし
あなたはわたし
生と死
生は死
男と女
男は女
蛹と蝶
蛹は蝶
陰と陽
陰は陽
長らく ❝分断❞ や ❝孤立❞ へと
駆り立てられてきた人間たち。
どちらか一つを排除して
全体性を失ってしまった人間たち。
これらの二極をまるっと一つに
受け止めて
❝怖れ❞ の境界線から
自由になって
いのちの全体性へと
還ってゆく
いま、人類はきっと
そんなときを迎えているのだと思います。
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